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うつ病の予兆をチェック

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うつ病の予兆

そもそもうつ病とは心の病だと言われていますが、実際は脳機能が正しく稼働し難くなる体調不良です。世間ではうつ病になる方々に対して「心の鍛え方が甘い」や「落ち込む事は誰でもよくある事、病気は気の持ち方で治る」といった指摘がなされますが、いずれの指摘も誤りです。うつ病とは脳が頻繁にエラーを出してしまう状態であり、個人の努力や気の持ち方を変えるだけでは治りません。そもそも精神的に弱いからうつ病に至るわけではなく、どちらかと言うと勉強熱心で他人を思いやる気持ちが強い真面目で神経質な男女がなりやすく、いわゆるクラスのムードメーカーや優等生だったタイプの人々の方が実は発症率が高いです。突然うつ病になる事は稀有であり、先にいくつかの予兆が出ます。個人によって現れ方はピンキリですが、体重が極端に増えたり減ったりしたら要チェックです。過食や偏食、そして反対に極端な食欲の減退はすべてうつ病への黄色信号となります。個人によっては特定の食べ物ばかり無意識的に食べ続けるという予兆があり、例えば毎日同じカツ丼ばかりを執拗に注文していたら、うつの予兆だとチェックしなければいけません。過食とは文字通り食べ物を食べ過ぎる事ですが、同じく個人によっては食べる量は普通で反対にお酒やコーヒーなどの量が極端に増加する場合があります。泥酔するまでお酒を飲んだり、胸やけするまでコーヒーを飲み続けるのもうつ病のサインと言われて、やはり要チェックです。他にもエナジードリンクを毎日飲まないと気分がイライラしたり、極端に不安な感情になるといった変化も見逃してはいけません。うつ病の症状は起床時と就寝時に現れやすく、お昼ごろは特に体調不良が出ない方もいらっしゃいます。仕事や勉強だけは特に不自由なく行えるため、自分は病気ではないとセルフチェックしてしまう方々もいますが、異様に食欲が減退し体重減が激しい、あるいは暴飲暴食や極端な食べ物への固執という症状が出ているようであれば、少なくとも非常にストレスフルな状態になっているサインですので、早めの対策が求められます。